ケアマネージャーを変えたいと思ったら

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介護

こんにちわ。坊です。介護のスペックは以下の通りです。

・国家資格の介護福祉士と介護支援専門員、認知症介護実践者リーダー研修終了

・介護業界で現場で5年、現場管理者として15年合わせて20年、今も現場で働く管理者

・人と関わることが大好き。高齢者の方に楽しみをもって生活してもらえるよう全力支援中

介護を相談<br>したい人
介護を相談
したい人

ケアマネージャーが話を聞いてくれない

介護を相談<br>したい人
介護を相談
したい人

担当ケアマネが良い提案をしてくれないんだよなぁ

坊

変更したいと思っても直接はいいにくいですよね

ケアマネージャーを変更するには

  • 今のケアマネージャーが所属している居宅支援事業所の管理者に相談する
  • 住んでいる地区の地域包括支援センターに行って相談する

上記2つの方法があります

今のケアマネがいる事業所管理者に相談する

そのケアマネが管理者でなければ、所属する事業所の管理者に相談してみましょう。

直せることであれば、管理者から担当ケアマネに指導をすることで改善されるかもしれませんし

人間的なところであわない場合は、担当を同じ事業所の他のケアマネージャーに変更もできます。

地域包括支援センターに行き相談する

直接言いずらい場合は、地域包括支援センターに行きましょう。

住んでいる市区町村には必ず「地域包括支援センター」があります。

(住んでいる場所によっては「〇〇地域なんでも相談室」などの愛称で呼んでいるところもあります)

ここでは総合相談支援業務を行っています。

また地区にどんなケアマネージャーがいるかも把握していることが多いです。

現担当ケアマネージャーがいる事業所に相談しずらい場合はこちらに行くことをお勧めします。

相談するときには、ただ嫌なんだということだけではなく、どんなことで困っているのかを

具体的に箇条書きにメモしてから話すと伝えやすいと思います。

また現ケアマネージャーにはどんな形であれ変更することは必ず連絡が行きます。

よほど話にならないケアマネージャーでなければ変えることを伝えた方が良いでしょう。

それでも直接話がしたくない場合は、思い切って変更することは全然ありだと思います。

良いケアマネージャーの見分け方

1.真摯に向き合ってくれる

ケアマネージャーは、利用者・家族・サービス事業所などその人を支えるチームのまとめ役です。

そのなかで大切なのは「真摯であること」です。

しっかりと今の困りごとを真摯に聞いてくれる姿勢を持つケアマネージャーは

良いケアマネージャーの一つの資質です。

ケアマネージャーが自分が立てたケアプラン(計画)ばかりをすすめてくるなど

話を聞いてくれないで自らの価値観を押しつけるケアマネージャーには要注意です。

2.専門性を持ち知識が豊富である

ケアマネージャーになるためには一定の基礎資格が要件とされています。

・医師や看護師の医療系の資格

・介護福祉士や社会福祉士の介護分野の資格

・その他、理学療法士や薬剤師、管理栄養士など

坊

いずれも専門性をもった「対人援助の経験者」ですね

さまざまな基礎資格はあるものの、日々、学んでいるケアマネと、

そうでないケアマネが存在します。

介護保険制度は3年に1度見直しがありますし、その他の法令(生活保護法や育児・介護休業法など)

とも密接に関わり合いがあります。

新しい情報や今までの制度を知らないと、介護者が介護のために仕事をやめなくてはいけなかったり

軽減できる制度を使えない(知らないので)など利用者・家族が不利益を被る場合があります。

3.関係するサービス事業所と連携がとれているかどうか

良いケアマネージャーは…

・担当している利用者の現在の困りごとは何か?

・サービスの利用状況は計画通りに進んでいるか?

など常にアンテナを高くして生活状況の把握に努めます。

反対に、サービス事業所と連絡がとれていないと、

サービス利用者
サービス利用者

ケアマネージャーにお願いしたことがサービス事業所に伝わってなかった

などのトラブルに発展することがあるでしょう。

ケアマネージャーの行うこと

ケアマネージャーの通称で呼ばれることがありますが

介護保険制度では「介護支援専門員」が正式名称です。

主な役割は、介護を受けたい人にサービスを適切に利用できるように以下のことを行う人です。

  • 介護を受ける人の心身の状況、生活環境、本人及び家族の希望をふまえたサービス計画書を作る。
  • 計画をもとに、サービス事業者(ヘルパーやデイサービスなど)連絡調整を行う。
  • 介護施設に入居が必要になった場合は紹介を行う。
坊

介護サービスを利用するための調整役ですよ。ケアマネの技量によって計画は大きく変わります

ケアマネージャーには制度的にできることと、できないことがありますので、

納得できないに内容があるときは「なぜできないのか」を聞いてみましょう。

終わりに

病気がきっかけになったり、認知症を患ったり、加齢に伴うものであったり、介護を受けるかたは

受け身側にまわるため「頼むのが申し訳ない」と思うかたも大勢いらっしゃいます。

その中でケアマネージャーは、介護を受ける方を支えるチームのリーダー的存在です。

人間的に合わない人もいるかと思いますが、合う合わないは一種の運的要素も含みます。

実際に私のところにも「ケアマネージャーを変更したい」という相談を受けたことは何度もありますが

変更をして、新たなプランの提案をうけてよかったというケースも多々あります。

合わないと感じたら思い切ってケアマネージャー変更をしてみるのも一つの手だと思います。

介護を受ける皆様が、今よりも良い生活を送れることを願っております。

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